中間市・八幡西区エリアで個別指導を行っている学習塾「佐藤手習塾」です。
当塾は、中間市および北九州市八幡西区から通いやすい立地にあり、地域の子どもたちの学習を個別指導でサポートしています。
学習塾として、勉強だけでなく学ぶ姿勢づくりも大切にしています。
本日は「日本の教育」についてお話しします。

子どもを社会へ帰すということ

教育は、教室の中だけで完結するのだろうか

子どもは、自分一人では自分のことを知ることができません。

自分は何が得意なのか。
どんなことが苦手なのか。
人と比べて何が違うのか。

こうしたことは、さまざまな人と関わる中で少しずつ分かっていきます。

ところが今の子どもたちは、親族や学校の先生、塾や習い事の講師など、限られた大人との関係の中で成長することが増えています。

それは、勉強を教えてくれる人はいても、社会の中で出会う「普通の大人」や、自分とはまったく違う人間と接する機会が少ないということでもあります。

「挨拶ができない」のは、子どもだけの問題なのか

「最近の子どもは挨拶ができない」と言われることがあります。

しかし、昔の子どもには、自然と挨拶をする相手がいました。

親と商店街を歩けば、店のおじさんやおばさんから、

「○○ちゃん、今日も来たの?」

と声をかけられる。

子どもは、

「こんにちは!」

と返す。

挨拶を「教育された」というより、挨拶が必要な社会の中で暮らしていたのです。

今は、地域の人間関係そのものが薄くなっています。

そう考えると、「挨拶を教えよう」とする前に、子どもが自然に人と関われる場所を取り戻すことも必要なのではないでしょうか。

子どもに必要なのは「多様な他者」

子どもを育てるのは、教師だけではありません。

八百屋のおじさんでもいい。
美容師でもいい。
会社員でもいい。
職人でもいい。

さまざまな大人を見て、話を聞いて、ときには叱られる。

「あの人みたいになりたい」

と思うこともあれば、

「自分はああいう人にはなりたくない」

と思うこともある。

そうした経験の一つひとつが、自分自身を知る材料になります。

だからこそ、子どもを教育者だけで囲んでしまうことには限界があると私たちは考えています。

佐藤手習塾が大切にしていること

佐藤手習塾では、勉強を教えることを大切にしています。

しかし、勉強だけを教えていれば十分だとは考えていません。

授業の中でも、できるだけ外の世界の話をします。

世の中にはどんな仕事があるのか。
どんな場所があるのか。
どんな人たちが暮らしているのか。

そして、実際に外へ出て、いろいろなものを見てほしいと伝えています。

教室の中だけで子どもを完成させるのではなく、社会の中で自分自身を知っていくためのきっかけをつくる。

それも教育の大切な役割だと思うからです。

子どもを、社会へ帰す

教育とは、子どもをいつまでも教育者のそばに置いておくことではない。

いつか自分の足で社会へ出て、さまざまな人と関わり、自分の生き方を見つけていけるようにすること。

私たちは、そんな教育を目指しています。

子どもを教室の中に閉じ込めるのではなく、社会へ帰す。

そのために、佐藤手習塾は勉強を教えながら、子どもたちと社会とのつながりをつくっていきます。